
この記事では、SHEINの商品について
・検出された発がん性物質とは?
・危険性は?健康への影響は?
・発がん性物質への対処法は?
についてまとめていきます。



SHEIN安いし可愛い商品も多いし、今後も使いたいですよね。
【SHEIN】発がん性物質は洗濯で落ちる?基準値229倍検出の危険性


最近、SNSや周りの友人たちの間で「SHEINの商品から発がん性物質が検出された」というニュースが話題になっていますよね。
プチプラでかわいい商品が手に入るSHEINは、多くの人に愛用されているだけに、この問題は深刻です。
実際のところ、どの程度危険なのか、洗濯すれば使えるようになるのか、気になる疑問について専門的な情報を分かりやすく解説していきます。
SHEINから検出された発がん性物質の実態


韓国ソウル市の調査結果が明らかにした衝撃の事実
2024年6月から7月にかけて、韓国ソウル市がSHEIN、Temu、AliExpressで販売されている商品330点の安全性検査を実施した結果、複数の商品から基準値を大幅に超える発がん性物質が検出されました。
特に衝撃的だったのは、以下の検出結果です。
最も深刻な検出例
- サンダル:基準値の229倍のフタル酸エステル系可塑剤
- 女性用下着:基準値の2.9倍のアリルアミン(膀胱がんリスク増加)
- 子供用靴:基準値の680倍のフタル酸エステル添加剤
検出された発がん性物質の種類と検出商品一覧
実際に発がん性物質が検出されたSHEIN商品をまとめると、以下のようになっています。
衣類・下着類
- 女性用下着:アリルアミン(基準値の2.9倍)
- 子供用衣類:ホルムアルデヒド
履物・アクセサリー
- サンダル:フタル酸エステル系可塑剤(基準値の229倍)
- 子供用靴:フタル酸エステル添加剤(基準値の680倍)
- 帽子:フタル酸エステル系可塑剤(基準値の1.6倍)
レジャー用品
- 浮き輪:フタル酸エステル系可塑剤(基準値の218.5倍)
- ビーチボール:フタル酸エステル系可塑剤(基準値の148倍)
- 水着:発がん性物質(詳細数値不明)
生活用品
- アルミ鍋:ニッケル(基準値の2〜9倍)
- マニキュア:ジオキサン(基準値の最大3.6倍)、メタノール(基準値の1.4倍)
発がん性物質の危険性について
アリルアミンの健康リスク
アリルアミンは厚生労働省の職場安全サイトでも有害物質として登録されており、皮膚や髪に付着した場合は「直ちに汚染された衣類を全て脱ぐこと」と記載されています。
特に女性用下着から検出されたアリルアミンは、膀胱がんの発生リスクを高める可能性があります。
直接肌に触れる下着に含まれていることの深刻さが分かりますね。
フタル酸エステルの健康への影響
フタル酸エステル類は内分泌かく乱作用(環境ホルモン作用)があり、生殖機能への影響や発がん性が懸念されています。
具体的な健康リスクとして、以下が報告されています。
- 男性の生殖機能障害
- 乳がんリスクの増加
- 子供の肥満
- 早産のリスク増加
- アレルギー反応
実際の健康被害はどの程度?
発がん性物質の専門家は「すぐに身体に影響を及ぼすものではなく、時間をかけて健康を蝕んでいくもの」と説明しています。
つまり、一度触れたからといって即座に健康被害が出るわけではありませんが、継続的な使用は避けるべきということです。
洗濯で発がん性物質は除去できるのか?
多くの人が気になる「洗濯で落ちるのか」という疑問について、物質別に詳しく検証してみました。
物質別:洗濯による除去効果
ホルムアルデヒド
水溶性のため、洗濯である程度取り除くことができると報告されています。50℃前後のお湯での洗濯がより効果的とされています。
アリルアミン
水溶性で水に溶けやすいため、洗濯するごとに減少する可能性はありますが、完全除去は難しいと考えられます。
特に問題なのは、アリルアミンが染料として使用されているため、洗濯では落ちにくいことです。
フタル酸エステル系可塑剤
水に溶けにくく、洗濯では完全には落ちません。
プラスチックを柔らかくする目的で練り込まれているため、表面を洗っても根本的な除去は困難です。
効果的な洗濯方法
それでも少しでもリスクを下げたい方のために、効果的とされる洗濯方法をご紹介します。
基本の洗濯手順
- 届いたらすぐ洗濯:新品でも必ず着用前に洗濯する
- 50℃前後のお湯を使用:特にホルムアルデヒドに効果的
- 十分なすすぎ:清潔な水で複数回すすぐ
- 重曹を追加:洗浄効果を高める可能性がある
- 繰り返し洗濯:複数回洗うことで濃度を下げる
追加の対策
- 風通しの良い場所で数日間陰干し
- 他の衣類と分けて洗濯
- 強い化学臭がする場合は使用を控える
洗濯の限界を理解しておこう
結論から言うと、ほとんどの商品が洗うことで発がん性物質を除去することはできません。
なぜなら、多くの発がん性物質が製品の製造過程で練り込まれており、表面を洗っただけでは根本的な解決にならないからです。
なぜSHEINの商品に発がん性物質が含まれるのか?
ファストファッションのコスト削減の実態
SHEINは毎日6,000近くの新しいデザインを市場に出品し、他のどのファストファッションブランドよりも多く、安価なファッションアイテムを生み出しています。
この超低価格を実現するために、以下の要因が関係しています。
- 安価な原材料の使用
- 人件費の削減
- 品質管理体制の不備
- 安全性よりもコスト優先の姿勢
グリーンピース・ドイツの調査では、SHEINが利益追求のために危険な化学物質を使用し、環境と人に与えるリスクへの考慮が欠けていることが明らかになりました。
労働環境の問題も深刻
調査では、SHEINの労働者は1日11時間、1カ月に29日間働くことが頻繁にあり、休日は月にたった1日、2つの縫製工場では1日18時間勤務という長時間労働を強制していることが報告されました。
こうした劣悪な労働環境も、品質管理の甘さにつながっている可能性があります。
すでに購入してしまった商品の対処法
返品・返金について
SHEIN(シーイン)で購入した商品は、新品の状態で一定の条件の下、返品が可能です。
発がん性物質が検出された商品については、健康被害の可能性を理由に返品を検討することをおすすめします。
使用を続ける場合の注意点
どうしても使用したい場合は、以下の点に注意してください。
肌に直接触れる商品(下着・衣類)
- 長時間の着用を避ける
- こまめに洗濯する
- 肌に異常を感じたらすぐに使用停止
肌に触れない商品(バッグなど)
- 換気の良い場所で保管
- 食品に直接触れる場所では使用しない
- 子供の手の届かない場所に保管
子供用品は特に注意が必要
特に鉛は子どもにとって有害で、定期的に曝露されると神経系の障害や知的障害を引き起こす可能性があります。
子供用のSHEIN商品については、より慎重な判断が必要です。
今後SHEIN商品を安全に利用するための対策
購入前のチェックポイント
- 最新のニュースを確認:発がん性物質検出の報告をチェック
- レビューを詳しく読む:特に「臭い」「肌への刺激」に関するコメント
- 子供用品は避ける:より安全な代替品を選択
- 直接肌に触れる商品は慎重に:下着や衣類は特に注意
到着後の安全確認
開封時のチェック
- 強い化学臭の有無
- 異常な色合いや質感
- 商品の品質と安全性
使用前の処理
- 必ず洗濯してから使用
- 数日間の陰干し
- 少量ずつ試用して肌の反応を確認
より安全な代替手段
価格は少し上がりますが、以下のような選択肢も検討してみてください。
- 国内ブランドのプチプラ商品:ユニクロ、GU、しまむらなど
- オーガニック素材の商品:天然素材中心の製品
- 信頼できる海外ブランド:品質管理の厳しいブランド
まとめ:【SHEIN】発がん性物質は洗濯で落ちる?基準値229倍検出の危険性
SHEINの商品から検出された発がん性物質は、確かに健康リスクを伴うものです。
特に基準値の229倍という数値は、決して軽視できるレベルではありません。
重要なポイント
- 洗濯による完全な除去は困難
- 即座の健康被害は少ないが、長期使用はリスク
- 子供用品や直接肌に触れる商品は特に注意が必要
賢い選択のために
- 最新の安全情報を常にチェック
- 価格と安全性のバランスを考慮
- 不安を感じる商品は使用を控える
プチプラの魅力は理解できますが、健康あってこその美しさです。
正しい情報を持って、自分なりの判断基準を作ることが大切ですね。
今回の問題を機に、私たち消費者も「なぜこんなに安いのか」という背景を考える必要があるのかもしれません。









