この記事では、2024年7月26日から8月11日まで開催中のパリオリンピックについて
・誤審疑惑のある試合
・その試合の情報
・その試合の審判
についてまとめていきます。
誤審疑惑のある試合は、
①7/27永山竜樹(柔道)
②7/30男子バスケットボール
③7/31村尾三四郎(柔道)
です。
【パリ五輪】誤審ピック!?疑惑の誤審判定まとめ!審判は誰?
2024年7月26日から8月11日まで開催中のパリオリンピック。
誤審、多すぎんか⁉
と話題になっています。
多すぎてSNSでは、「誤審ピック」なんて造語でも呼ばれるようになっていますね。
そこで、今回のパリオリンピックの、いつ、どの競技で、どの試合で、どの選手が、どの審判から、どんな誤審を受けたのかをまとめてみました。
随時更新していきます。
誤審疑惑①7/27永山竜樹(柔道)
日にち:2024年7月27日
種目:柔道男子60キロ級
出場選手:永山竜樹選手
対戦相手:スペイン|フランシスコ・ガルリゴス選手
2024年7月27日、柔道男子60キロ級準々決勝の試合が行われました。
永山竜樹選手の対戦相手は、2023年の世界選手権の金メダリストでスペインのフランシスコ・ガルリゴス選手。
【問題の誤審の流れ】
審判が待てをかける。
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待てが出たので永山選手は力を抜く。
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ガルリゴスが締め技を続け、力を抜いた永山は失神したと勘違いされる。
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審判はこれを見て、相手の一本勝ちとした。
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会場からは、審判結果にブーイングの嵐。
この判定に永山竜樹選手は納得できず、約5分間も畳の上で滞留しました。
古根川実コーチが審判団に抗議をしましたが、判定は覆らず、最後は諦めるように試合会場を去ることとなりました。
永山竜樹選手のその後と結果
【敗者復活戦】
対戦相手:台湾|楊 勇緯選手
結果:優勢勝ち
敗者復活戦では、東京大会の銀メダリストで世界ランキング1位の台湾の楊 勇緯選手と対戦。
延長戦に入る寸前に大外落としで技ありを奪って優勢勝ちしました。
【3位決定戦】
対戦相手:トルコ|サリー・イルディス選手
結果:一本勝ち→銅メダル
3位決定戦は、トルコのサリー・イルディス選手と対戦しました。
開始48秒で大腰で技ありを奪ってペースをつかむと、3分すぎに横車で再び技ありを奪って合わせ技で一本勝ちし銅メダルを獲得しました。
【柔道男子60キロ級結果】
金:カザフスタン|イェルドス・スメトフ選手
銀:フランス|ルカ・ムハイジェ選手
銅:日本|永山竜樹選手、スペイン|フランシスコ・ガルリゴス選手
この試合の審判は誰?
エリザベス・ゴンザレスはメキシコ出身の女性です。
メキシコ人初の五輪審判ともあり、注目されていました。
エリザベス・ゴンザレスは過去にも誤審をした疑いがあります。
その疑いの試合は、2023年5月にドーハで行われた世界選手権の柔道60キロ級の高藤直寿選手VSフランシスコ・ガルリゴス選手の準決勝です。
この時も、フランシスコ・ガルリゴス選手の勝利となりました。
誤審疑惑②7/30男子バスケットボール
日にち:2024年7月30日
種目:バスケット男子1次リーグB組
出場選手:バスケットボール日本男子代表選手
対戦相手:バスケットボールフランス男子代表選手
2024年7月30日、バスケット男子1次リーグB組の試合が行われました。
バスケットボール日本男子代表選手の対戦相手は、開催地でもあり強豪のフランスです。
まず、この試合では、八村塁選手が第4クオーターの残り8分31秒で退場処分となりました。
エースの八村塁(レイカーズ)が、シュートに入ったルディ・ゴベアに対して手をかけて止めたとされ、ビデオ判定の末に退場処分となりました。
これには、「厳しめの判定ではあるが、1回目も2回目もテクニカルでもおかしくはないかのレベル」といった声も見られました。
アンスポとは?
故意に相手プレーヤーを、叩く、押しのける、蹴る、抱きかかえる、などをしていると判断された場合です。
また故意でなくても、異常に激しすぎるファールの時はアンスポとされることもあります。
アンスポ2回でそのプレーヤーは退場になってしまいます。
審判のジェスチャーは、手首をにぎって両腕を頭上に上げます。
@調整さん
そしてもうひとつ、「世紀の大誤審」と呼ばれ話題となっている誤審があります。
それが、日本が4点リードしていた第4クオーター残り約10秒。
フランスのストラゼル選手の3点シュートを、同時にジャンプして阻止しようとした河村勇輝選手がファウルを取られました。
そして、フリースローを決められ、84―84の同点に追いつかれてしまいました。
この試合の審判は誰?
ブランカ・セシリア・バーンズ主審はメキシコ出身の女性です。
NBAでも審判をしている、実績のある審判です。
しかし、ブランカ・セシリア・バーンズ主審もまた、誤審が多いと批判されています。
誤審疑惑③7/31村尾三四郎(柔道)
日にち:2024年7月31日
種目:柔道男子90キロ級
出場選手:村尾三四郎選手
対戦相手:ジョージア|ラシャ・ベカウリ選手
2024年7月31日、柔道男子90キロ級決勝の試合が行われました。
村尾三四郎選手の対戦相手は、2021年東京五輪の王者ラシャ・ベカウリ選手。
【問題の誤審の流れ】
残り30秒、村尾の内股。
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投げ飛ばされたベカウリは尻もち
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審判は反応せず、場内から大ブーイング。
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残り7秒で繰り出したベカウリの小内刈りが映像で認められ、合わせ技一本負け。
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再び場内大ブーイング。
この判定に、試合後、鈴木監督は
「尻もちはついていたが、ベカウリが畳についたのは右手のみ。」
「両手をついていれば技ありだった可能性が高く、今大会5日間を見ていると(技ありを)取ってない。仕方ない。」
と分析しています。
この試合の審判は誰?
イオアナ・バビウクはルーマニア出身の女性です。
過去には最優秀女性審判にも選ばれています。
まとめ:【パリ五輪】誤審ピック!?疑惑の誤審判定まとめ!審判は誰?
いかがでしたでしょうか。
どんなに優秀な審判でも間違えることはあります。
しかし、選手のためにも、その後の対応や説明はしっかりとしてほしいものです。
また、このことがきっかけで審判の皆さんが誹謗中傷されてしまうことを悲しく思います。
なので、あえて審判の方のアカウントは掲載せずにおきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。