2024年7月19日(金)から、公開されている「化け猫あんずちゃん」。
日本とフランスの合作なことにも興味をそそられます
森山未來が主演で37歳の猫の役ということにも興味をそそられますが、、。
それ以上に、興味が湧いてくるワードが「ロトスコープ手法が採用されている」ということ!
ロトスコープ手法って何⁉
「化け猫あんずちゃん」も知らない作品だったので、「化け猫あんずちゃん」についての情報と、もちろんロトスコープ手法について、そして、そのロトスコープ手法が使われた映像の比較をまとめました!
「化け猫あんずちゃん」って?森山未來が実写⁉ロトスコープって?
「化け猫あんずちゃん」って?
まずは、今回映画化された「化け猫あんずちゃん」とは何なのでしょうか?
「化け猫あんずちゃん」は、「コミックボンボン」で2006年8月号から2007年11月号まで連載された、いましろたかしさんの漫画です。
単行本は、なんと全1巻!
今から読み返してもすぐに追いつけますね!
、、、と思ったのですが、さすが18年前のたった1巻の一冊の漫画!
プレミアがついているようで、2024年7月19日現在なんと約3万円の値段がついております!
759円で読むことのできる、電子書籍をおすすめします!
「化け猫あんずちゃん」は、2024年7月14日から『コミックDAYS』で、『化け猫あんずちゃん 風雲編』のタイトルで、続編が連載されています。
「化け猫あんずちゃん」のあらすじ
舞台は、南伊豆・池照町。
池照町は架空の町なんだそうです。
静岡県沼津市戸田や千葉県木更津市など様々な場所で撮影が行われたそうですね。
その池照町の、一角にある草成寺で飼われていた猫のあんずちゃんは、10年、20年経っても死なず、30歳を過ぎて人間の言葉を話し、人間のように暮らす化け猫となっていました。
飼い主である、おしょーさんの養子となり、寺の仕事を気まぐれにこなしつつ、日常生活をおくるあんずちゃんと、町の人々との交流を描く不思議な物語となっております。
化け猫のあんずちゃんは、原付を移動手段とし、按摩のアルバイトをしているそうです。
なんだかシュールでほっこりする漫画なようですね♪
「化け猫あんずちゃん」の劇場アニメ版の主な声優
あんずちゃんー森山未來
・子猫の頃におしょーさんに拾われ、30歳を過ぎて化け猫となる。
・猫らしい気まぐれで大雑把な性格。
・可愛い名前と外見だが、中身はおっさん。
・漫画では32歳だが劇場アニメでは37歳。
・おしょーさんに拾われた際に、安心させるような笑い声を掛けられており、それに似た「ニャッハッハッ」という高笑いをよくする。
おしょーさんー鈴木慶一
・あんずちゃんの育ての親。
・草成寺の住職で、雷雨の夜に捨てられていたあんずちゃんを拾う。
余談ですが、、、鈴木慶一さんが新紙幣の渋沢栄一にそっくりだと話題になっていますね。
哲也ー青木崇高
・おしょーさんの子。
・劇場アニメでは、おしょーさんの子という設定に加え、かりんの父親として登場。
・借金がかさんでおり、20年ぶりに寺を訪れて金を無心したが、おしょーさんとけんか別れ。 結局、かりんを寺に預けて借金返済に赴く。
かりんー五藤希愛
・哲也と柚季の娘。11歳。
・大人の前ではいい子だが、猫かぶり。
・祖父の寺に置いていかれあんずちゃんに世話をしてもらう事となる。
柚季-市川実和子
・かりんの母親。故人。
・地獄ではホテルの清掃員を務めている。
閻魔大王ー宇野祥平
・地獄の統治者。
・あんずちゃん達の巻き起こした騒動に、獄卒を率いて対応する
ロトスコープって?
「化け猫あんずちゃん」で、採用されたロトスコープ手法。
いったい、なんなのでしょうか?
ロトスコープとは、実写映像を1コマずつトレースしてアニメーションを作成する手法。
ん?
いまいちわからん。
こちらのツイートの映像がすごくわかりやすいです!
なるほど、、!
実写映像の動きを参考にアニメを作るのですね!
各コマをひとつずつ実写からアニメにしていくため、とても手間と時間のかかる手法だそうです。
聞いただけでも、途方もない作業なことが想像できますね!
コロナ禍真っ只中の夏から制作の話が始まっていたのに、公開が今になったのにも納得です。
具体的なやり方
- 実写映像の撮影
まず、アニメーションにしたい動きを俳優や物体に演じさせ、それをカメラで撮影。 - トレース
撮影された映像を1コマずつ、専用の機器やソフトウェアを使ってアニメーションの線画に書き写す。 - 仕上げ
トレースした線画に色を塗ったり、背景を加えたりして、アニメーション作品に仕上げる。
今までにロトスコープが使われた作品
「ウォーリー」
映画「ウォーリー」では、ロボットの動きにロトスコープが使用されています。
「アバター」
映画「アバター」では、キャラクターの表情にロトスコープが使用されています。
アニメと実写 ロトスコープ比較まとめ
森山未來のプロフィール
本名:森山 未來
生年月日:1984年8月20日(39歳)
出生地:日本・兵庫県神戸市
身長: 172 cm
報徳学園高等学校を卒業し、拓殖大学外国語学部スペイン語学科に進学するも中途退学。
2003年:『WATER BOYS』で心奪われてしまいました。
2004年:社会現象となった映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で主人公の松本朔太郎の高校生時代を演じていましたね。
2005年:月9ドラマ『危険なアネキ』で伊東美咲との姉弟役で主演し、平均視聴率18.8%という高視聴率を記録しました。
2011年:主演映画『モテキ』が興行収入22億円を超えるヒットを記録し、2010年放送のドラマ版も各賞を受賞しました。
【主な出演作品】
映画
『世界の中心で、愛をさけぶ』
『シン・仮面ライダー』
テレビドラマ
『WATER BOYS』
『危険なアネキ』
『モテキ』
まとめ:「化け猫あんずちゃん」って?森山未來が実写⁉ロトスコープって?
いかがでしたでしょうか?
「化け猫あんずちゃん」、おもしろそうです!
あんずちゃんの動きを、森山未來さんが実際に行っていると思いながら見ると、また一段と楽しむことができそうですね!
「化け猫あんずちゃん」は、ロトスコープ手法を用いられ果てしない時間と手間がかけられた作品なんですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
最後の最後に、、、漫画を読むなら、単行本より電子書籍ですよ!