
この記事では、小惑星「2024 YR4」について
・小惑星が衝突したらどうなる?
・小惑星の大きさは?
・小惑星はいつどこに落ちる?
をまとめました!
【2032年】小惑星が衝突したらどうなる?大きさは?いつどこに落ちる?


2025年の今から約7年後の2032年に、小惑星が地球に衝突するかもしれないということが発表されましたね。
小惑星の名前は「2024 YR4」
当初、衝突の可能性は1.2%と言われていましたが、2025年2月16日には2%を超えました。
、、、まるで映画「アルマゲドン」のようです。
が、実際に数年後には起こりうるかもしれないのです。
そこで今回は、
・小惑星が衝突したらどうなる?
・小惑星の大きさは?
・小惑星はいつどこに落ちる?
についてまとめました!
【2032年】小惑星が衝突したらどうなる?


2032年に地球に衝突するかもしれない小惑星「2024 YR4」
2024年12月27日に初めて観測されました。
実際、衝突したらどうなってしまうのでしょうか?
小惑星が地球に衝突したら、想像を超える大惨事が起こる可能性があるんです。
・クレーター
・大津波
・「衝突の冬」
まず、衝突直後には巨大なクレーターができて、衝撃で周辺の物質が吹き飛ばされてしまいます。
その後、世界中を大津波が襲うかもしれません。
過去の研究では、恐竜を絶滅させた小惑星による津波は、現代の津波の数千倍の威力があったそうです。
それだけではなく、衝突後には「衝突の冬」と呼ばれる長期的な影響が出るかもしれません。
大気中にエアロゾルやガスが大量に放出されて、地球の気候が大きく変動してしまうのです。
具体的には、オゾン層が32%も減少して、地球全体の気温が4度下がってしまうかもしれません。
(、、、温暖化で気温が上がっているからむしろ戻る?)
さらに、降水量が15%減少する可能性があります。
このような状況が何年も続くと、植物の光合成が阻害され、食料生産にも大きな影響が出るかもしれません。
ただし、衝突する小惑星の大きさや落下場所によって、被害の規模は大きく変わってきます。
【2032年】小惑星の大きさは?
最新の推定によると、「2024 YR4」の直径はなんと40〜100メートルもあるんだとか。
これって、どれくらいのサイズか想像つきますか?


例えば、40mだとの推定値だとウルトラマンくらい。
オフィスビルで10階、マンションで13階前後くらいです。


100mだと、なんとビッグベンや自由の女神像と同じくらいの大きさなんです。
NASAの推定では、2024 YR4の直径は54mとされています。
19階建てのマンションほどですね。
直径40mの場合は「村1個が吹っ飛ぶレベル」
直径90mの場合は「東京23区が吹っ飛ぶレベル」で1km近いクレーターと、広範囲に爆風などが予想されます。
ちなみに、映画『アルマゲドン』の隕石は直径1000km!
想像もつきませんね、、、。
実際に衝突した例で言うと、


1908年にシベリアの森林を壊滅させた有名な「ツングースカ・イベント」の隕石は約50mと言われているため、今回の「2024 YR4」はそれを上回る可能性もあるってことですね。


そして遡ること約6600万年前。
恐竜が絶滅した巨大な隕石は、直径約10㎞!
想像しただけでもゾッとしてしまいますね。
落下した場所は、現在のメキシコのユカタン半島付近。
当時そこは浅い海でした。
衝突の威力はすさまじく、東京都の面積の約8倍くらいの大きさの直径180キロメートルもの巨大なクレーターを作ってしまいました。
この衝突の影響で、地球上の生物種の75%以上が絶滅してしまい、恐竜たちも、この時に姿を消してしまったんですね。
衝突からわずか数分で北米大陸全域に大規模な火災が広がったという最新の研究結果です。
隕石衝突の熱で、一気に大陸中が燃え上がってしまったんだとか。
【2032年】小惑星はいつどこに落ちる?
小惑星「2024 YR4」が地球に衝突する可能性がある日。
それは2032年12月22日といわれています。
衝突する場合には時速6万キロ以上で大気圏に突入するともいわれています。
ただし、現時点では正確な落下場所はまだ特定されていません。
現在の予測では、太平洋東部から南米、アフリカ、南アジアといった広範囲の可能性が示されています。


この誤差が生じる理由は、小惑星の軌道計算にはまだ不確定要素が多いからなんです。
さらに、この小惑星が地球に最接近するタイミングでの位置には、約10万㎞の誤差があるとされています。
地球の直径が約1万2000キロメートルなので、この誤差範囲内に入るかどうかで運命が決まるわけですね。
とにもかくにも小惑星が地球に衝突せずに安全に通過してくれることを願います。
まとめ:【2032年】小惑星が衝突したらどうなる?大きさは?いつどこに落ちる?
2032年に地球に衝突する可能性のある小惑星「2024 YR4」
小惑星が衝突すると、衝撃でクレーターができ、周りの物が吹き飛び、津波が起きるかもしれません。
さらに、地球の気候が大きく変動してしまう可能性もあります。
この小惑星「2024 YR4」は、2032年12月22日に衝突するかもしれないと言われいます。
小惑星の大きさは40~90mで、衝突する場所とし現在の予測では、太平洋東部から南米、アフリカ、南アジアといった広範囲の可能性が示されています。
今は見えづらくなってしまったため、次に正確に観測できるのは2028年。
約3年後に小惑星の軌道がどうなっているかでまた変わってきそうですね!
今は、衝突の可能性が2%、と言うことは衝突しない可能性が98%と前向きに生活した方がよさそうです!
【2025年2月26日追記】
2025年2月18日には3.1%と言われていた小惑星衝突の可能性。
最新の2025年2月23日の発表でその可能性が「0.0039%」と衝突確率が事実上0となったことが発表されたました!
今後1世紀は惑星の衝突の心配はないとのことです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。